10 月 22

めがねやコンタクトレンズを長年使ってきた方も、視力回復を願って、手術を希望する方が急増しています。
視力矯正器具を使用しなくてもいい、などのメリットがある一方で、歴史の浅い手術であることから、術法が確立しておらず、安全性に問題があるなど、医学的な課題があるのが現状です。
また、医学的欠点以外にも、社会的な欠点というものがあります。

「レーシック手術」(正式には、レーザー角膜屈折矯正手術)には、次のようなメリットとデメリットがあります。

*日本では公的医療保険の対象となりません。
現在、この手術の給付金を希望するケースが急増し、各保険会社は給付対象から除外しています。除外が適用される以前に加入した生命保険などで、手術費用がほぼ無料になるケースはありますが、これから新たに加入するという人は、保険適用はほぼ不可能と考えたほうがいいでしょう。

*手術のための入院が必要なく、短時間で済むというのはメリットです。

*コンタクトレンズや眼鏡が不要になるというメリットはあります。
近視に悩むスポーツ選手がこの手術を受ける例が多いのはこのためです。また、警察官、電車の運転手など、就業にある程度の裸眼視力が必要な場合にも、就職前にこの手術を受けて視力を回復させているケースがあります。

ただし、航空身体検査基準では、「レーシック」による視力回復は不適合となります。
つまり、日本の航空各社の場合、レーシックで視力を回復させて裸眼視力が基準値を超えたとしても、パイロットにはなれないということです。
一定以上の視力を必要とする職業において、レーシックでの視力回復を認めていない例は、決して少なくありません。

10 月 5

最近、視力回復、あるいは視力矯正の方法として、注目されているのが、「レーシック」です。
めがねやコンタクトレンズなどの視力矯正器具が必要なくなることから、スポーツ選手などでこの手術を受けた人が多く、そのために話題になっています。
しかし、まだ歴史が浅いことから完全に安全とはいいきれません。(これは普通の手術にもいえることですが、手術に100パーセントはありえないのです。)

他の手術と同様に、手術そのものの失敗、また成功したとしても術後の合併症等のリスクがまったくないわけではありません。
しかも、施術の歴史が浅いため、本当に今後長期にわたって安全が維持できるのかどうかの確証もないのが現状です。
その他にも、以下のようなリスクが危惧されています。

・コントラスト感度の低下の可能性
・術後に、一過的にハロ(光の周辺に輪状のもやがつく)、グレア(夜間の照明が眩しい)が出現する可能性
・ドライアイ
・眼圧が手術前よりも低い値になるため、眼圧検査時は、レーシックを受けた経験があることを申告する必要がある
・裸眼視力(眼鏡やコンタクトレンズなどの視力矯正器具を使用しないときの視力)はほぼ間違いなく向上しますが、矯正視力、つまり眼鏡やコンタクトレンズを使用したときの視力は、かえって低下することがあります。
・角膜を削り過ぎた場合、遠視になってしまう危険があります。これを再度修正することは非常に困難です。
・角膜中心部の曲率のみしか変わらないので、夜間に瞳孔が開くと角膜周辺部の部分で術前と変わらぬ曲率をもつところを通った光線が網膜に到達するようになり、二重の像が見えることがあります。
・白内障の手術を受けた際に、眼内レンズの度数ずれをおこす危険があります。